新入社員は生命保険に入らない方がいいのか?という話
入社して2週間が経ちそうですが、新入社員のみなさんはどうお過ごしでしょうか?
私が入社した当初は昼食時に社員食堂に行こうとすると毎回保険の勧誘員さんが保険の勧誘を進めてきました。
正直めんどくさいですよね。
というか、今は保険の勧誘員はいるのだろうか・・・
最近まで人の少ない事務所に詰めてたのでそういう風習がまだ残ってるか不安ですが、話を進めます。
で、新入社員が生命保険に入る必要があるのか?
*ここでの生命保険は積立型の民間の生命保険が対象になります
ですが、
結論から言うと入る必要はないです。
はい。終わり。
・・・では味気ないので経験談を元にいくつか考えてみます。
一応、入るデメリットとメリットを上げていきます。
生命保険に入るデメリット
・利率が低い
通常定期預金よりは高いですが、下手すると利率がマイナスになるものもあります。また、途中解約ができないため非常に使いづらい。
・受け取る人がいない
死亡保険など結婚されている方は必要ですが、新入社員で死亡保険など必要とされる方はそう相違ないと思います。いくら勧誘員さんの押しが強くても受ける保険の種類はよく考えましょう。*体験談
・途中解約を行うとかなりの減額になる。
契約の途中で解約した場合に戻ってくるお金を解約返戻金というのですが60%~70%程度、25年振込満了前の20年で解約した場合、74.8%160万円のうちの約40万円が戻ってきません。軽い気持ちで長期の保険に入ってしまい、後々大金が必要になってしまうと・・・
2/2 生命保険の解約返戻金って何?いくら戻る? [生命保険] All About 参考
生命保険に入るメリット
・早い段階で貯蓄の準備が始められる。
安いものだと月3000円から4000円程度なので無理せず続けられて、満了が10年なら30万から40万が手元に入ることになります。利率はほぼないに等しい(利率0.5%など定期預金よりはまし)ですが安価で安定しているため賃貸アパートの分割購入よりは気軽に始められると思います。
・節税対策になる
生命保険に入ると税金の控除が受けれると聞いたことは無いでしょうか?
医療費、生命保険などの空所金額は所得税、住民税で高くても約3.5万円ということになります。
【実用的な税金の話】生命保険控除っていくら戻ってくるの?|トピックスファロー 参考
・知りあい、親戚の勧誘員からの追撃から逃げる
これけっこう重要です。知り合いからの保険の勧誘なんて断りづらいったらありません。*私も2回断りましたが3回目で折れてしまい、合計月1万以上の契約をさせられました。
あらかじめ、安めの保険に入っておいて断る手段として使うのをお勧めします。
・生命保険を扱う勉強になる
新入社員では入る必要はあまりありませんが、30代に子供が生まれて学費保険、40代になったらがん保険、死亡保険などいずれは検討しないといけないものになります。
その時になって情報を集めるより、今のうちに少額でも初めておいてどういうものか知っておくのはありだと思います。
まとめ
メリットの方が多くなりましたが、生命保険は急いで入る必要はないと思います。
ただ、やっぱり何かの事故で入院した時の保険を探したいけどいろいろあってめんどくさい、勉強のために1度詳しい話を聞いてみたいと思われる方は無料の保険相談を利用してみてはどうでしょうか?
無料相談会社の場合、無理な保険を進めるのは社則で禁じられており、
相談後も必ず保険に加入しないといけないというわけでもありません。
こういう相談は大体3か所受けてみて考えるのがいいと思うので候補を3つほど記載しておきます。
どの会社も全国展開しており、担当も専門の資格を持ったファイナンシャルプランナーが対応してくれます。
また、保険以外にもお金の貯蓄のことに関しても相談できるので興味のある方は相談してみてもいいかもしれません。大体1時間程度なので3件合わせても1日で終わるぐらいになります。