リゼロの原作最新話まで全部読んだ。これは凄いが・・・【感想、ネタバレあり】
なろう（小説家になろう）を知ったのは1年ぐらい前ですが、暇つぶしには最適で結構読んでいます。
40タイトルぐらいは読んだかな？
そのうちの9割が異世界転生、転送ものですが・・・
流行りものだとは思いますが、
主人公が異世界に出るところから始まる流れがあまりにもテンプレート化していて、
冒頭で主人公が
「これが流行りの異世界転生（転送）ものか。」
＊リゼロでもありましたね。
がテンプレートになっていると気付いた時は乾いた笑いが出ました。
いえ、面白いですよ？
ハーレムものも
チート無双も
割と好きです。
いくつかこれはダメだというものはありますが、
なろうの雰囲気は好きですね。
Re:ゼロから始める異世界生活のなろう最新話まで読み終わりました。
ニコニコ動画より メィリィは割と好き。【ネタバレ】
で、リゼロ（Re:ゼロから始める異世界生活）の感想ですが、
毎話毎話ごとにきちんと山場があって、先の展開が読めないけどあとあと、あれがここにつながるのか！？
といったワクワクする伏線や回収も盛りだくさんで430話、3日で読んじゃいました。＊途中から止まれなかった
リゼロの最初の印象だと出だしも面白いし、設定やボリュームもしっかりしているけど文章力が残念だ・・・というものでした。
ただ、全部読んでみると文章量が残念というわけではなくて主人公の未熟さを強く出しているのかもと素人ながらに感じています。
リゼロは作者のやりたいことを全部詰め込んだ作品
最新話まで読んで思ったことはこの作品は作者がやりたいことを一つも漏らさずに丁寧にきっちり詰め込んでいる作品という印象です。
商業誌で活躍している漫画家さん、小説家さんの話を聞いていると編集者や法律上泣く泣くカットしないといけなかった話、
人気が出てきてメディアミックやもろもろの都合で不自然に挟み込んだ話とかありますよね。
リゼロというか、なろうの小説はそういうのがないのが良い所であり、悪い所でもあると思います。
通常の商業誌なら読者受けやテンポが悪いということでカットされる部分も丁寧にきっちりと描かれちゃっています。
リゼロは一度だけ挫折しました。
全部いっぺんに見たと描きましたが、
3，4か月前に読み始めて、たしか50話～100話あたりで一度読むのを辞めちゃったんです。
リゼロは”死に戻り”の設定上主人公が何度も死にます。
全てにおいて完璧な主人公というのはどうかと思いますが、
リゼロの主人公はかなり未熟な部分を強調してきます。
アニメでは7回でしたか。繰り返して成長しているように見えますが、これからが本番です。
たぶん、6章辺りまで主人公は身勝手で、周りには意味不明で、小物で、見るに堪えない行動を繰り返していきます。
私は3章の宮廷の最後当たりのシーンでくじけました。
主人公の成長を丁寧に描いていくのに必要な過程なんでしょうが見ていてかなりつらいものがあります。
アニメは3章まではやると思うので覚悟していいて下さい。
＊たぶん4章まで？ 終わり方がかなり気になりそうだけど
最後に気になるのは
ニコニコ動画より
原作では読んだ感じ中盤ってところなのですが、完結してくれるのだろうか・・・
