台湾で発見された4800年前の母子の化石が今と変わらない平均的な身長でちょっと切ない
台湾で4800年前の人類の化石が発見される
26日に台湾で子ども5人を含む48体の化石が発見されたとニュースにはあります。
4800年前の台湾で最古の人類の活動痕跡とのことですが、
発見された母親とその子と思われる化石の状態が凄いですね。
しっかりと子供を抱いて見守っていて今にもその情景が浮かんできそうです。
ロイター通信の映像では母親が身長160㎝ほど、子供が身長50㎝ほど。一般的なアジアの人種でしょうか。
身近な数値な分余計に情景が想像できて切ないですね。
ちょっと考え方を変えてみます
しんみりしたままでもいいんですが、ちょっと考え方を変えてみて、
4800年だと化石化するにはかなり短いと思うのですが(化石は通常1万年から人類最古だと380万年?:化石 - Wikipedia)洪水などで大量の泥に覆われて短時間での化石化となったのでしょう?
そう考えると洪水の中、子供を離さず最後まで一緒にいたというのは壮絶です。
あれ? やっぱりしんみりと・・・・
約5000年前
5000年前というと日本だと縄文時代の半ば(邪馬台国が2000年前)、中国だとまだ黄河文明が始まってないぐらい?
特に考古学だと浅い層にある遺物は過去に掘り起こされてしまって、
あとから調べることができなくなってることが多いので、
人類の進化を知る点としてとても重要な発見になると思います。
380年前
さらにさかのぼって人類の始まりと言われる280万年から380万年前。
2015年にエチオピアで発見された化石で今まで主流だった280万年~380万年にいたとされる人類の母の説の見直しが提唱されましたが、いつの時代でもこういった話題はロマンですね。
5000年後、今の世の中が化石として発掘されることはあるのか考えるのも悪くないです。